やまもり三香さんの、「シュガーズ」
これは誰が主役なの?
というほどの登場人物の数。
1話ごとのオムニバス形式の物語が詰まっています。
同じ高校が舞台なので、みなさん、友達・先輩・知人・家族と木の枝のように派生しています。
それぞれつながりがあるので、「あ、この人、見たことある」的な発見をして楽しむことができます。
絵がスッキリ見やすくて、キレイですね。
大事なポイント、男の子がキレイに描かれているので、うっとりしながら読んでしまった…。
ストーリーも、まったくシンプルで、こういう恋愛っていいよね、という正直な感じです。
日常的な雰囲気がしますね。
よくあるマンガの過剰演出がないのがよいですね。(セレブやら学園の人気者とかじゃない、悩めるフツーの学生達…)
オムニバスというのが、それだけでストーリーを盛り上げているのと、
シンプルだからこそ、物語がじわーっと良い味を出しています。
一言でいえば、ほんわか系ですね。
毒がなさすぎて、つまらないと思う人もいるかもしれません。
私は楽しく読んでいます。(何度も読み返しても飽きません)