マンションから戸建てへ引越したお話

住まい

私は、不動産に関して、すごく思い入れが激しいタイプ。

家へのあこがれが強いのです。

それは、生まれ育った家が古民家でした。(スキマ風ビュービューでおしゃれじゃないヤツ…)

学生時代に寮生活を送ったのも、築30以上の4畳半一間で、風呂・トイレ共同の建物でした。

もう古いのには飽き飽きしていたので、新築や広い物件へのこだわりが強いです。

それなのに、今、また中古の戸建てに住んでいます。

仕事の関係で地元へ引越すことになり、購入して5年のマンションを売却して、中古の戸建てを購入することになったのです。

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サヨナラ、4LDKのマンション!こんにちは、中古戸建!

以前住んでたマンションは4LDKの角部屋ファミリータイプ。広さは86平米でした。

しかし、田舎には4LDK以上の賃貸を探すとなると、戸建てしかないのです。

その戸建ての賃貸物件も稀です。(あるとしたら超古いか、利便性に難アリ)

結局、悩んだ挙句、売りに出ていた築30年以上の古家を買うことにしました。

決めた理由は、実家が近所・土地の広さが80坪・お向かいさんがいない・庭がある…という点でしょうか。

間取りは5LDKで、サザエさんのおうちそっくり。縁側があって、庭があって…(ザ・昭和!です)

間取りを見るのが長年の趣味だったので、直感でこの間取りはイイかもと感じました。収納が多かったのです。

一応、大工さんに一度一緒に見てもらって、リフォームが可能か意見を聞きました。

リフォームするなら、水周り一式・壁のクロスなどが中心です。

その見積をとり、家の価格とリフォーム代との総額を見て、購入するか考えました。

ただ、時間がなさすぎて、あわてて物件を決めなくてはいけない状況。(今考えると、どうかしてた…)

マンションの売却という兼ね合いもありました。

マンション売却金だけでは足りないので、足りない分はローンも考えなくてはいけません。

結局、「マンション売却金+500万円」ほどの費用で「中古戸建て+リフォーム」をゲットできる見込みになりました。

マンションのローンは少し残っていたのですが、それは、売却費用から引かれました。

そして中古物件の購入を決意。

地元は遠いので、内覧へ行ったり、契約しに行ったり、すごく大変でした。

しかも、住んでいたマンションの売却も同時に行っていたので、内覧に来るお客さんたちのために、急なお掃除を何度もする日々。

夫や子どもの世話もあり、毎日がいっぱいいっぱいです。

購入の契約が成立したら、すぐにリフォームです。契約成立が2月の頭。

4月には引越しして、新学期を迎えたいため、急げ急げの心境です。

遠いので、リフォーム立ち会いは父にお願いしました。

壁や床のクロス・シートの柄は私が決めました。

しかし、お風呂の色は、疎通がうまくいっておらず、派手な色になっていました!わぉ!

カーテン・エアコンは大工さんが買って付けてくれていました!わぉ!

父の趣味で、純和風な庭ができていました!渋い!

多分、フツーじゃないと思います。

あわてて家を決め、リフォームし、入居して・・・という特殊なケース。

もっと、単身赴任で行くか、賃貸にするかなど、じっくり検討すべきでしたね。

今、じわじわと後悔したりする日もあります。夫がまた転職するかも…とつぶやいているし(怒!)

住み替えのメリット・デメリット

後悔はあれど、良かったこともあるので、前向きに暮らすのがいいですね。

良かったことは、

  • 実家が近いことで、子どもの居場所が増えた。(気軽に立ち寄れる)
  • 私も孤独な子育てをしていたが、少し預けたりとかできるようになった。
  • 意外に田舎の暮らしが便利だった(昔よりも商業地域化が進んでいた)
  • 坂がない(平野なので自転車にはラク)
  • 治安が良い
  • 中学・高校受験が珍しく、公立へ通うのが主流なので、経済的にホッとした
  • 空が広い・高層建物の圧迫感がない・夕日が見える(以前は建物が邪魔で、子ども達も見たことなかったかも)
  • オール電化なので電気代の負担が楽になった(オール電化の今後は分からないが…)

悪かったことは、

  • 地元なので、いい意味で気が抜けない(実家や周りの目が気になる)
  • 小学生は制服があるので、靴下の色など細かく厳しい(制服にダブルとかシングルとかあり、ややこしい)
  • 主婦のパート先が少ない(介護・サービス業が多い)
  • 車が2台必要、メンテ・保険代が痛い(脱ペーパードライバー、乗り出すと便利と実感)
  • 庭の手入れ(水やりが日課に加わった…癒しでもある)
  • いろんな虫に出会い、きゃーきゃー言っていた(しかしもう、慣れた…)
  • オール電化にしたら、お風呂の追い焚きが物足りない・お湯が足りない(ガスの急速沸かしが懐かしい)
  • 子どもが新築がイイと、ぶーぶーうるさい(そりゃ私もだ!)

以前のマンションで暮らしていたら…完全に手狭でしたね。

夫の転職という突発的な要因さえなければ、ずっとそこで暮らしていたはず。

もうひとつの私達がいたのだと思うと不思議な感覚です。

住まいは永遠じゃない 

今は、あまり住まいにこだわるのはやめようと思っています。

新築への強い憧れは、昔のまま有りますが…

私達は引越す可能性というのが、他の人たちよりも大きいと感じています。

またローンも、少しの方が絶対に楽です。

今、子どもたちが小学生・中学生となり、食費や習い事費用や必需品購入などの出費がかさむようになりました。

家族旅行も今しかできない…と思うと、少々の出費は覚悟です。

そうなると、もう新しい家を建てるということはないかなぁと思います。

10年後には、子ども達も家を離れて暮らすでしょう。

今の住まいが快適なら、それでヨシとしよう、と自分を励ましています(笑)

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