子どもの防犯対策を考える、子どもが知らない人の車に乗ってしまった。

自由な子ども

最近、小学生の女子を狙った事件が多く、気が抜けないな、と思っています。

一人歩きの子どもを連れ去る手口は、どうやって防ぐことができるか、頭の痛い問題です。

私にも娘がいるのですが、実は、知らない人の車に乗ってしまうということがありました。

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連れ去りリスクを再認識

それは、不審者ではなく、急に降り出した雨の中、傘を持たない娘を家まで送り届けてくれた親切な人の車でしたが、それは結果論であり、万が一、危険人物の車だったらどうなっていたかわかりません。

日頃、家でも学校でも、「知らない人の車に乗ってはいけない…」と言い聞かされても、ダメだったんですね。

それは娘にとって、車に乗った夫婦=不審者ではなかったのです。

知らない人というのは、知らない男の人というイメージがありすぎて、親切そうな夫婦のような男女のペアは、知らなくても怪しくない人たちと思えたらしいのです。

怖いですね…。

私もビックリで、夫も驚いて、しばらく動揺していました。

うちの子は簡単に連れ去られるリスクがあり、それが実証されてしまったのです。

子どもの自己防衛意識・想像力を高める

親切にしてくれた見知らぬ人には感謝の気持ちもありますが、今後は、状況を判断して、例え親切なお誘いでもお断りできる娘に育てなくてはいけません。(申し訳ないですが、自己防衛の意識は高めないと…)

低学年ということもあり、甘い誘惑に負けてしまう娘には、いろんな可能性を考えられるようにシチュエーションを教えなくてはいけません。

警戒すべき人というのは、老若男女問わず、優しそうでも知らない人・知っていても親しくない人。

もしも、連れ去られてしまったら、二度とおうちに帰れないことになるかもしれない、もう会えなくなるかもしれない、冗談じゃないよ、と。

もしも、おうちに帰れなくなったら、もし、傷つけられるような怖いことが身に起こった場合の恐怖を感じるような例えなどもしっかり伝えなくてはいけません。

しかし、いろんな事件の怖い結末を知っている私達大人のほうが、恐怖を感じてしまいますね…。

でも、もし車に乗せられて、連れ去られたら、私たちには追うすべがありません。

途方に暮れてしまいます。

一番の防止策は、1人にならないことですが…

状況判断をできるように

朝の情報番組「ZIP!」で、子どもの防犯対策について特集がありました。

もし、知らない人が道でうずくまっていたらどうしますか?…「大丈夫ですか?」と声をかける?それとも誰かを呼びに行く?

答えは、誰かを呼びに行く、です。声をかけた瞬間に襲いかかってきたら怖いですよね。

大人が道をたずねてきたら?…「道順を教えてあげる」それとも「知っていても教えない」

答えは「道を知っていても、教えない」です。大人が子どもに道を聞くなんて、不自然だからです。(大人に聞きますよね)

こうやって、YES・NOで判断して、危険性を予見できる力を子どもに与えていくというのは大事ですね。

子どもは善の心を強く持っています。

低学年だと無邪気で相手を怪しむ・恐れるという警戒心が低いので、犯罪のターゲットにされやすい存在です。

今は、子ども携帯など、GPS搭載の機器があるので、それを利用するのが防衛手段として有効なのかなぁと思います。

アメリカのように、完全に親が学校へ送り迎えするスタイルや、スクールバス登校になるのが安全なのでしょうね。

連れ去りの手口ランキング・対策について→ セコム・子どもの安全ブログ

ドコモ、3G搭載の子供向け腕時計『ドコッチ』GPSやBluetooth内蔵の「みまもり」ウェアラブル

ドコモから、子ども見守りタイプの腕時計が2015年3月に発売予定です。こういう身を守るツールは学校でも日常標準装備にしてほしいです。

ドコモ「ドコッチ」

  • 連続待ち受け時間、約 72時間。
  • 防水・防塵
  • 迷子防止機能(GPS機能・居場所を教えてくれる・イマドコサーチ付)
  • 温度・湿度センサー搭載
  • 歩いている・遊んでいるなどの活動がスマホでわかるGセンサー搭載
  • 最大6人まで、家族みんなで子どもを見守ることができる
  • SMS送受信機能搭載 親からは注意などが送れる。子どもは定型文のメッセージを親へ送れる。

子どものGPS搭載型のモバイルは、充電し忘れなどがあるので、利用可能時間が長いのがよいですね。

このドコッチは通話できる携帯電話ではありませんが、見守りサポートツールとしては十分な機能を果たしてくれそうです。

うちの娘には、必要な物です…本当に。

安心して歩ける・遊べるというのがとてもありがたいことだと改めて思います。

子どもに危害を加えようとする大人がいることが悲しいですが、そういう人が生活圏内にいるかもしれないという可能性は忘れてはいけません。(ついつい、危機感が薄れてしまう日常生活ですが)

機器の助けが必要な世の中になったのだと思います。

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カテゴリ: ユーティリティ
現在の価格: 無料
 
 
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