アラフォー世代には、楽しい事・つらい事、いろいろ経験して人生を謳歌している人が多いと思います。
しかし、私のように中途半端な立場だと悩んでいる人、居場所がココだと確信できない人には、心を強く持つことができる本だと思います。
あさイチで渡辺和子さんが出演されていた時に紹介されていました。
「置かれた場所で咲きなさい」
Bloom where God has planted you.
置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。
咲けない時は、根を下へ下へと降ろしましょう。「時間の使い方は、そのまま、いのちの使い方なのですよ。置かれたところで咲いていてください」
結婚しても、就職しても、子育てをしても、「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきます。そんな時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。どうしても咲けない時もあります。雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、そんな時には無理に咲かなくてもいい。その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。
現実が変わらないなら、悩みに対する心の持ちようを変えてみる。いい出会いにするためには、自分が苦労をして出会いを育てなければならない。
心にポッカリ開いた穴からこれまで見えなかったものが見えてくる。
希望には叶わないものもあるが、大切なのは希望を持ち続けること。
信頼は98%。あとの2%は相手が間違った時の許しのために取っておく。「ていねいに生きる」とは、自分に与えられた試練を感謝すること。
引用:渡辺和子 置かれた場所で咲きなさい 幻冬舎
渡辺和子さん経歴
1927年2月、教育総監・渡辺錠太郎の次女として生まれる。
51年、聖心女子大学を経て、54年上智大学大学院修了。
56年、ノートルダム修道女会に入りアメリカに派遣されて、ボストン・カレッジ大学院に学ぶ。
74年、岡山県文化賞(文化功労)、79年、山陽新聞賞(教育功労)、岡山県社会福祉協議会より済世賞
86年、ソロプチミスト日本財団より千嘉代子賞、
89年三木記念賞受賞ノートルダム清心女子大学(岡山)教授を経て、90年3月まで同大学学長
ミッドライフクライシスとは?
「本当にこのままでよいのだろうか」「悔いのない人生をおくれるのだろうか」と、
人生の折り返し地点の30代・40代になってから悩む中年期特有の心理状態です。
これまでの人生と全く違うことを始めたり、自由な自分を追究したりし始めるので、生活に影響を及ぼすことがあります。
順調に生活している人でも、アルコール中毒や買い物依存症に陥ったりすることもあります。
中年の思春期とも呼ばれています。