歯医者さんを、近所だから…と選んで失敗した話

青空と笑顔

私が以前住んでいた街。

アップダウンの激しい丘の上…

ペーパードライバーで、ママチャリしか運転しない私には、毎日の移動が大変でした。

その当時、すでに3人の幼い子どもがいたのですが、買い物・通院・習い事…外出するには気合いと体力勝負。

車さえ運転できれば、たいしたことじゃないのですが…。

うちの子どもは歯磨きをイヤがった結果、幼稚園児なのに虫歯治療をすることになりました。

しかし、丘の下にある歯科医院へ通うのは大変です。

そこで、ちょうど丘の上に新しくできた歯科医院へ通うことにしました。

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通いやすいという理由は、NG

そこは、歯科衛生士さんが素敵なお姉さん達で、子どもたちも懐くほど親しみやすい歯医者さん。

帰り際には、ガチャガチャでかわいい消しゴムをプレゼントしてくれました。

付き添いの兄弟の分まで貰えたので、子どもたちは大喜びです。

肝心の治療ですが、そこの先生、ちょっと治療して、また次回に持越しという繰り返し。

なかなか治療が終わらないし、やっと終わりと思ったら、また痛み出したり…と。

うちの次男は、そんな感じで2年間ほど治療に通いました。

近所だから、通いやすかったのですが。

次男は受け口予備らしく、小学生ぐらいには矯正が必要になるかもしれないと説明を受けました。

確かに、上の前歯が欠けていくのがおかしいなぁと思っていました。

噛み合わせに問題あったのです。

 345 こんなに集まるほど!(兄弟治療の分もアリ)

この歯医者さんでの、ちょっとずつ治療が普通になっていた我が家。

しかし、この2年は、無駄な2年だったのです…

引越して気付いた、歯科医の腕の差

次男の治療の途中ですが、急きょ引越すことになりました。

それは、よく知る地域で、そこの歯科医院には腕が良いと長年の信頼がある先生がいます。

そちらでさっそく次男を診てもらいました。

前居住地の歯科医院の診断書も持参して。

すると、「えー、コレ、なんかヘンな治療だなぁ」

「わー、なんだこれ~」

先生が驚きながら、口の中を見ています。

私は、もう、恐縮しっぱなし。子どもの大事な歯を、上手じゃない歯科医にずっと任せてしまっていたのです。

反省しても時すでに遅し…

あんなに長引いた治療。

引越し先の歯科医院で、わずか3回で終了。

そして、受け口予備軍だった下の歯も、ちょっと触って調整して、見事に直してくれました。

歯に何か加えたようです。(高さかな?)

治療費はほとんどかかっていないです。

まさか1回で簡単に治ると思わなかったですし、高額な矯正費用が防げたので感謝です。

はぁ、こんなことなら、丘の下の歯科医院へ行っておけばよかったなぁと、後悔しました。

治療に費やした2年間の大変な時間。

息子は、「習い事は?」と聞かれて、「歯医者」と答えるほどでした。

しかし、一つだけメリットを見いだすとするならば、息子がつらい治療でも、泣かずにじっと耐えることができるようになったこと。

これは、後の先生にも「強いね」と感心するほどで…。

ボロボロの絶望的な口の中でしたが、数年後の今、永久歯への生え変わりも進み、とてもキレイになりました。

先日、久しぶりに定期健診へ行ったのですが、先生が感激して口の中の写真を撮っていました(笑)。

歯医者さんの治療は辛いですし、長引くのはかわいそうです。

どのお医者さんにも言えることですが、評判の良い、信頼のあるお医者さんに診てもらうのが一番ですね。

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